つづら箱

日々感じたこと、思いなどを形にとらわれず、自由に書いてます

手のひらのしわ

「だから、おまえは一体何がしたいんだ?」
ドラマの中で、主人公に対して父親が言った言葉・・・
何かひっかかった・・・
今更、何を?
そうだよ・・・
自分自身に言い聞かせる・・・


若い頃は、いろいろな夢を持ち未来はきらきら輝いていた。
年をとっていくにしたがって、それらの夢も変わってきて、今ある現実と
自分の夢をつなげていくことが、できなくて、結局、夢は夢で終わってしまい
それからは現実の生活に押し流されて、ただひたすら生きて・・・
手のひらに残っていたのは、今までの生きてきた記憶が深く刻まれたしわだけ・・・


共に泣いて、共に笑って、共に悲しんで、共に喜んできた、手のひらのしわは
これからも、わたしと共に泣いたり、笑ったり・・・
・・・そして、右手と左手のしわを合わせて・・・ね・・

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